地域への想い

CONTRIBUTION

私がサワ建工の前身である沢板金(サワバンキン)で仕事をしている時のお話です。時は12月24日クリスマスイブです。
お客様より依頼され屋根上で仕事をしておりました。日も暮れはじめ世間はクリスマスであり人の足取りは家族や恋人へ逢うために足取りは急いでいました。
私も妻と娘達が待っており早く仕事を終了するように頑張っておりました。

屋根の上から見ていると一軒また一軒と明かりが灯り外は冷え込む中、クリスマスで家族団らんで温かさが窓から伝わる様でした。
その景色中で一つの建物があり多くの子供たちが見えました。みんなでクリスマスパーティをやるのだと思いました。
でも、なぜか笑顔も無く温かさが伝わってきませんでした。集まっている子供たちは小さい子や小学生・中学生それ以上に見受けられました。
なんだろうと見ていると一緒に働いていた父親より「あそこは施設だよ!いろいろ理由から親とは過ごせない子たちの場所だよ」
私の気持ちの中で何か胸が締め付けられた思いがしました。地元で仕事をさせて頂いているのだからいつか、あの子たちに少しでも笑顔を届けられる会社になろうと心に誓いました。
会社も地域の皆さまに助けられ社員も雇用出来る事ができ大きいことはできないがあの子たちに少しでも喜んでほしいとクリスマスプレゼントを届けました。
会社もサワ建工に社名変更させていただき施設への毎年のプレゼントをする事が仕事へ励みにもなり施設の子からの心がこもった手紙を頂き読ませていただくと何事にもチャレンジする元気が湧いてきます。会社が30周年を迎えました。100年企業を目指して今後も頑張ります。

「屋根の上からメリークリスマス!!」